第 3 章 独自ドメインと DNS
いま読んでいるこのサイト(Cloudflare Lab)は、2026-08-27 に cloud-labos.com を Cloudflare Registrar で登録し、clf.cloud-labos.com を受付(Worker)につなぎました。第 2 章までの住所は cloudflare-lab.osdse.workers.dev という本部から借りた仮の住所札だけで、公式も「本番は自分のドメインで」と案内していました。この章は、その案内どおりに自分の店名を持つまでの記録です。
扱うのは、自分の店名(ドメイン)を役所で登録し、その店名の電話帳(DNS)を整え、店名を受付につなぐところまでです。順番は「名前を決める → 登録する → 電話帳を書く → 看板を掛ける」で、各節には実際に登録した値と、返ってきた返事を載せています。
Learning goals
この節でできるようになること
- 仮の住所と自分の住所の違いを自分の言葉で説明できる
- Cloudflare Registrar で店名を登録する手順と、自動で起きることを説明できる
- 電話帳の 1 行(DNS レコード)が何でできているかを説明できる
- 店名を丸ごとつなぐ方法(Custom Domain)と、通路だけをつなぐ方法(Route)を使い分けられる
3-1 仮の住所と自分の住所(workers.dev とドメイン)

workers.dev は、本部が貸してくれる仮の住所札です。
すぐ使えて便利ですが、公式は趣味・個人向けの扱いだと書いています。
自分の店名を持つと、住所を自分で決められ、後で店を移しても名前は残ります。
店名の末尾(.dev や .com)には、それぞれ管理する元締めがいます。
Cloudflare Registrar は、その元締めへの登録を実費で取り次ぐ窓口です。
この節のゴールは、なぜ自分の住所が要るのかを言えることです。
3-2 店名を登録する(Registrar)

店名の登録は、役所の窓口で申請書を書くのに似ています。 Cloudflare のダッシュボードで名前を検索し、期間と支払いを選びます。 登録が終わると、その店名の電話帳が自動で 1 冊できます。 電話帳を預かるのは Cloudflare で、別の場所に移すことはできません。 住所氏名の目隠しと自動更新は、最初から有効です。 この節のゴールは、登録の手順と「自動で起きること」を順に話せることです。
3-3 電話帳を管理する(DNS)

電話帳は 1 冊ごとに zone と呼ばれ、中の 1 行が DNS レコードです。 1 行は「名前・種類・中身・受付を通すか・写しを持ってよい時間」でできています。 受付を通す行(proxied)だけが、Cloudflare の窓口へお客さんを導きます。 電話帳の改ざんを防ぐ封印(DNSSEC)は、無料でワンクリックです。 第 1 章で学んだ「電話帳」を、今度は自分で書きます。 この節のゴールは、1 行を見て何が起きるか説明できることです。
3-4 店名を受付につなぐ(Custom Domain)

店の正面に看板を掛けて、初めてその名前で受付(Worker)にたどり着けます。
Custom Domain は、店名を丸ごと受付につなぐ看板です。
Route は、店の中の「この通路だけ」を受付につなぐ矢印です。
Custom Domain を使うと、電話帳の行と鍵(証明書)は自動で作られます。
店舗登録票(wrangler.jsonc)に 1 行足すだけです。
この節のゴールは、看板と矢印を使い分けられることです。
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