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9-2 部屋を登録する(application)

Plan: Free費用: 0円Wrangler 4.126.0公式ドキュメント取得日 2026-08-27
どの住所を守るかを届け出ると、その住所が部屋になります。

前の節で、関係者専用の部屋という考え方を見ました。次は、その部屋を実際に届け出ます。

届け出とは「この住所を守ってください」と伝えることです。住所を決め、種類を選び、一度確かめた人をどれだけ覚えておくかを決めます。

いま読んでいるこのサイト(Cloudflare Lab)でも、管理ページの住所をこの手順で届け出る予定です。この節は公式の手順を整理したものです。

ここでは、住所の決め方、届け出の経路、覚えておく時間、届け出た後の順に見ます。

Learning goals

この節でできるようになること

  • 守る対象を住所で指定することを説明できる
  • 届け出の画面の経路を順に言える
  • 一度確かめた人を覚えておく時間の意味を説明できる
  • 届け出た後に利用者へ何が返るかを言える

1. どの住所を守るか決める(Domain)

Section titled “1. どの住所を守るか決める(Domain)”

まず「店のどこを部屋にするか」を決めます。建物まるごとを関係者専用にすることもできますし、奥の一区画だけを部屋にすることもできます。

Cloudflare では、自分で用意したページを守る形を self-hosted application と呼びます。公式の手順では、まず Domain(店名)の一覧から住所を選びます。ここに出るのは、Cloudflare で有効な zone(電話帳 1 冊)に属する店名だけです。

同じ入口を共有する複数の場所をまとめて守りたいときは、公式はワイルドカード(まとめて指す書き方)を使えると説明しています。

部屋の住所は、Cloudflare に電話帳を預けている店名の中から選びます。

一覧に並んだ店名から一つを選び、部屋の住所として届け出ます。電話帳を預けていない店名は一覧に出ません。

つまり、部屋の住所は、Cloudflare が電話帳を預かっている店名の中から選びます。

届け出は、本部の画面をたどって行います。届出用紙をもらい、種類の欄に丸を付けて出す流れと同じです。

公式の手順では、Cloudflare の画面で Zero Trust を開き、Access controls の Applications へ進みます。そこで Create new application を選び、種類として Self-hosted and private を選び、続けて Add public hostname を選びます。

住所を選んだ後は、誰を入れるかの紙を付けます。公式は、既にある紙を選ぶことも、新しく作ることもできると説明しています。最後に Create を選ぶと届け出が完了します。

届け出は本部の画面をたどり、種類を選んで住所を入れる流れです。

本部に届出用紙を出すと、住所と種類が控えに記録されます。経路は毎回同じです。

つまり、届け出は画面の経路をたどるだけで、書くのは住所と種類と紙です。

3. 覚えておく時間(Session Duration)

Section titled “3. 覚えておく時間(Session Duration)”

一度身分を示した人に、扉を通るたび身分証を求めるのは煩わしいものです。そこで「この人は確認済み」と一定時間だけ覚えておきます。

Cloudflare では、この時間を Session Duration で決めます。公式は、利用者の application token(入室証にあたるもの)がどれくらいで期限切れになるかを選ぶ欄だと説明しています。

そして公式は、Cloudflare がこのページへの HTTP 要求を毎回調べ、有効な application token があるかを確かめると述べています。期限が切れていれば、利用者はもう一度確かめを求められます。

一度確かめたら、決めた時間だけ入室証が有効です。

入室証には期限の時刻が印字されています。期限内ならそのまま通り、過ぎていればもう一度確かめからです。

つまり、Session Duration は「確認済みを何時間覚えておくか」の設定です。

届け出が済むと、その住所を開いた人はページの中身ではなく、まず確認の画面を見ます。確かめは Cloudflare 側で行われるので、自分でログイン画面を作る必要はありません。

公式の手順は、届け出の後に二つの作業を挙げています。ひとつは、守る対象を Cloudflare Tunnel で Cloudflare に繋ぐことです。もうひとつは、届いた application token を対象側で検証することです。

公式は、この検証によって、Cloudflare Access を迂回してきた要求を拒否できると説明しています。二つ目の作業は 9-4 で扱います。

登録後は、守られた住所を開くと確認の画面が返ります。

届け出の直後から、守られた住所を開くと確認の画面が返ります。中身はその後です。

つまり、届け出だけで確認の画面は用意され、残るのは繋ぎ込みと検証です。

ここで紹介した届け出が、いま読んでいる Cloudflare Lab でどう使われるかを見ます。

Cloudflare Lab は Phase 2 で、検証の記録を見る管理ページの住所を self-hosted application として届け出る予定です。Session Duration は短めから試し、実測(届け出た住所・選んだ時間)は実装後に追記します。

  • 自分で用意したページを守る形が self-hosted application です。
  • 届け出は Zero Trust の画面から Applications をたどり、住所と種類と紙を指定します。
  • Session Duration は、確認済みの状態を覚えておく時間です。

この節で出てきた言葉を、つながりの順に並べると次のようになります。

図のラベル: 守りたい住所を決める Domain / 部屋として届け出る self-hosted application / 経路をたどる Create new application / 誰を入れるかの紙を付ける policy / 覚えておく時間 Session Duration / 入室証が発行される application token

次の節では、誰を入れるかを紙に書きます。

この節のチェック

問 1自分で用意したページを Access で守るとき、公式が使う呼び名はどれですか?

問 2部屋の住所として選べるドメインの条件はどれですか?

問 3公式の手順で、Applications の画面から最初に選ぶものはどれですか?

問 4Session Duration が決めるものはどれですか?

問 5公式の手順で、部屋を届け出た後に行う作業はどれですか?

最終更新日: