第 14 章 Turnstile
第 12 章の検問と第 13 章の整理券で、通信の見た目と回数による守りはそろいました。残っているのは「そこにいるのが人かどうか」です。申込書に文字を書き込む場面では、これを知りたくなります。
昔の店では、ゆがんだ文字の紙を渡して読ませていました。この章で扱う係は、お客さんに何も解かせずに見分けます。係を店先に置き、渡された通行証を本社で確かめるところまでを一続きで見ます。
Learning goals
この節でできるようになること
- Turnstile がパズルを解かせずに見分ける仕組みだと説明できる
- sitekey と secret key を作り、ページに 2 行で置ける
- 受け取った token をサーバー側で確かめる手順を言える
- 係をどこに置き、効いているかをどう確かめるかを言える
14-1 人か機械か(Turnstile とは)
入口の係の中には、尋ねずに見分ける人がいます。 Cloudflare では、この係を Turnstile と呼びます。 小さな非対話の課題を走らせ、パズルを見せずに済ませます。 働きは widget・token・Siteverify API の三段で一組です。 Free plan は無料で、係は 20 人まで置けます。 この節のゴールは、Turnstile が何をする仕組みかを言えることです。
14-2 係を店先に置く(widget)
係を 1 人雇うと、名札と合鍵が 1 組で渡されます。 名札は店先に出す sitekey、合鍵は奥にしまう secret key です。 ページには、係を呼ぶ script と立ち位置の div を置きます。 見え方は Managed・Non-Interactive・Invisible の三つです。 練習用の key を使えば、本物の課題を出さずに試せます。 この節のゴールは、係を作ってページに置けることです。
14-3 通行証を本社で確かめる(siteverify)
係が渡す通行証は、5 分で切れる 1 回きりのものです。 通行証を見るだけでは、よく似たものを自分で作った相手を止められません。 合鍵と通行証を Siteverify API へ送り、本物かを確かめます。 返事はまず success を読み、駄目なら error-codes を読みます。 確かめない限り、係を置いても守れていません。 この節のゴールは、サーバー側の確認を手順で言えることです。
14-4 どこに置くか
係を置くのは、書き込みを受け付ける場所だけです。 通路のたびに立たせると、本物のお客さんの足が止まります。 名前・開発と本番の別・店名を先に決めておくと、後で困りません。 置いた後は Turnstile Analytics の数字で確かめます。 確認を書き忘れていると、その数字は 0 のままです。 この節のゴールは、置き場所と確かめ方を言えることです。
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