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17-1 窓口の相談役(Workers AI とは)

Plan: Free費用: 0円Wrangler 4.126.0公式ドキュメント取得日 2026-08-27
相談役は呼ばれた時だけ来て、用件が済んだら帰ります。

窓口には、スタッフだけでは決められない用件が来ます。「この長い書類を三行にまとめてほしい」「この問い合わせはどの係の担当か」といった相談です。

こうしたときに、専門の相談役を席へ呼べると助かります。ずっと常駐させるのではなく、呼ばれた時だけ来て、済んだら帰る形が理想です。

いま読んでいるこのサイト(Cloudflare Lab)にも同じ困りごとがあります。第 16 章の目覚まし時計は出典ページの生死を毎日確かめますが、「何がどう変わったか」を読んで判断するのは作者の仕事のままです。

Learning goals

この節でできるようになること

  • 呼んだ時だけ来る相談役という考え方を日常語で説明できる
  • Workers AI がどこで動くかを説明できる
  • 頼める仕事の種類を三つ以上あげられる
  • どのプランで使えるかを言える

専門家を店に常駐させると、相談が無い日も席と給料が要ります。呼んだ時だけ来てもらえるなら、来てもらった回数だけの負担で済みます。

Cloudflare では、この相談役を Workers AI と呼びます。公式は、拡張・保守・使っていない設備への支払いを気にせずに AI のモデルを serverless な形で動かせる仕組みだと説明しています。

第 2 章の出張スタッフ(Workers)と考え方は同じです。呼ばれた時だけ働くので、待機のための費用が発生しません。

常駐させると来客が無くても費用が要りますが、呼ぶ形なら使ったぶんだけです。

左は席に座り続ける常駐の相談員、右は呼ばれてから来る相談役です。右は空いている時間に費用が発生しません。

つまり、Workers AI は常駐させない相談役です。

相談役は一人ではありません。文章を書くのが得意な人、写真を見て何が写っているかを答える人、というように分かれています。

公式は、Workers AI には人気のある公開モデルが選んで揃えてあり、画像の分類(image classification)、文章の生成(text generation)、物体の検出(object detection)などができると説明しています。その一覧は model catalog と呼ばれ、公開されているモデルが 50 個以上あります。

どのモデルにどんな得意分野があるかは、次の節で名簿の読み方として扱います。ここでは「文章だけではない」と押さえておけば十分です。

頼めることは文章づくりだけではなく、画像や音声の仕事もあります。

机の上に、文章・画像・音声の依頼票が並んでいます。相談役はそれぞれの得意分野に応じて選びます。

つまり、頼める仕事は文章づくりに限りません。

相談役はどこかの部屋で働きます。その部屋が遠いほど、返事が返ってくるまで待つことになります。

公式は、Workers AI が Cloudflare の global network 上の GPU(画像や AI の計算が得意な装置)でモデルを動かすと説明しています。呼び出す側は、Workers からでも、Pages からでも、Cloudflare API 経由でどこからでも構いません。

相談役の席は、第 1 章の受付カウンター網の中にあります。窓口のスタッフから見れば、内線で呼べる近い相手です。

相談役は Cloudflare のネットワークの中で働き、窓口から呼ばれます。

相談役の席は、窓口のある建物の中に置かれています。遠くの本社へ問い合わせる形ではありません。

つまり、モデルは Cloudflare のネットワーク上で動きます。

相談役を使い始めると、「同じ相談を何度もしている」「過去の資料の中から探して答えてほしい」という要望が出てきます。

公式は、Workers AI が開発者向けの土台の一部であり、AI Gateway(結果の使い回し・回数の制限・失敗時のやり直しなどを見張る仕組み)や Vectorize(意味の近さで探せる保管庫)と組み合わせられると説明しています。

使えるプランは Free and Paid plans の両方です。公式は Workers AI が Generally Available(正式提供)だと明記しています。無料でどこまで使えるかは、第 17-4 節で数字を見ます。

つまり、正式提供の相談役を、無料のプランからでも使えます。

ここで紹介した相談役が、いま読んでいる Cloudflare Lab でどう使われるかを見ます。

Cloudflare Lab は Phase 4 で、二つの仕事を相談役に頼む予定です。一つは出典ページの変更点の要約、もう一つは検証ログの分類(成功・失敗・要確認)です。どちらも毎日の作業で、人が読むと時間がかかります。実装と実測(選んだモデルと 1 回あたりの所要時間)は実装後に追記します。

  • Workers AI は、呼ばれた時だけ来る相談役です。
  • モデルは Cloudflare の global network 上の GPU で動きます。
  • 文章・画像・音声など、得意分野の違うモデルが 50 個以上あります。

この節で出てきた言葉を、つながりの順に並べると次のようになります。

図のラベル: 窓口で困った相談 / 呼べる相談役 Workers AI / 常駐させない serverless / Cloudflare の網の中 global network の GPU / 得意分野の名簿 model catalog / 文章・画像・音声の仕事

次の節では、相談役の名簿の読み方を見ます。

この節のチェック

問 1Workers AI がモデルを動かす場所として公式が説明しているものはどれですか?

問 2公式が挙げている Workers AI の呼び出し元はどれですか?

問 3Workers AI で頼める仕事の例として公式が挙げているものはどれですか?

問 4Workers AI を使えるプランはどれですか?

問 5Workers AI の model catalog にあるモデルの数として公式が示しているものはどれですか?

出典(公式ドキュメント 1 件・2026-08-27 取得)

最終更新日: