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21-4 手元のパソコンで試す

Plan: Free費用: 0円Wrangler 4.126.0公式ドキュメント取得日 2026-08-27
決まりを 1 本だけ作り、手元で効いたかを確かめます。

決まりを一度に全部貼ると、何が効いたのか分かりません。原因が決まりか回線かも切り分けられません。

札は 1 枚から始めます。1 枚なら、効いても効かなくても、原因がその 1 枚に絞られます。

いま読んでいるこのサイト(Cloudflare Lab)の Phase 6 は、作者の手元のパソコンが舞台です。ここでは 1 往復をたどります。

Learning goals

この節でできるようになること

  • 決まりを 1 本だけ作る道すじを言える
  • 手元で効きめを確かめる方法を言える
  • 記録の一覧で当たった決まりを確かめられる
  • 試した後に元へ戻す手順を言える

まず札を 1 枚だけ掲げます。内容は「危ない相手はまとめて止める」です。

公式の手順では、Cloudflare のダッシュボードで次の道すじへ進み、DNS タブの Add a policy を選びます。

次に決まりへ名前を付け、Traffic の欄で条件を組み立てます。条件は選ぶ対象(Selector)・比べ方(Operator)・値の三つです。公式の例は Security Categories が「in」で「All security risks」に当たる形で、処置に Block を選び Create policy で作ります。

前提として、その端末が Gateway につながっている必要があります。前の節の端末なら満たしています。

まず 1 本だけ作ると、効きめが分かりやすくなります。

札を 1 枚だけ掲げた状態です。効きめの原因が 1 枚に絞られます。

つまり、最初の 1 本は「危ない種類をまとめて止める」から始めます。

2. 手元と記録の両方で確かめる

Section titled “2. 手元と記録の両方で確かめる”

札を掲げたら、荷物を出して確かめます。止まるはずのものが止まるかを見ます。

公式は、止めた名前を手元から引く方法を示しています。次の命令は「この名前の住所を教えてほしい」と尋ねるものです。読めなくても大丈夫です。

Terminal window
dig example.com

答えの見出しの行にある status: を見ます。block page を切っていれば REFUSED(応答を断ったという返事)になります。種類でまとめて止めた場合は、確認用の名前(malware.testcategory.com など)で試せます。

管理する側の記録も見ます。公式は Gateway activity logs を、Gateway が調べた DNS・network・HTTP の記録だと説明しています。次の道すじで開き DNS query logs を選びます。

記録の一覧には、行き先・処置・当たった決まりの名前が並びます。

一覧には Query name(問い合わせた名前)、Action(Gateway の処置)、Policy name(当たった決まりの名前)が並びます。

つまり、手元の返事と記録の行がそろえば、その決まりは効いています。

試作の札は、後始末までが一続きです。外し忘れは後日の不具合になります。

戻す作業は 3 つです。1 つ目は記録の量です。公式は、既定ではすべてが記録され、記録を止めるか止めた要求だけにするかを選べると説明しています。設定は次の場所の Log traffic activity です。

2 つ目は、端末が覚えている名前の対応表を消すことです。公式は、答えが覚えられていると決まりが効いていないように見える、と注意しています。macOS では次の命令です。読めなくても大丈夫です。

Terminal window
sudo killall -HUP mDNSResponder

3 つ目は、制服そのものを外すことです。macOS では、一式に含まれる外し用の script を実行します(前の節の手順)。公式は、root 証明書を配っていた場合は、それも取り除かれると説明しています。

作った決まりは組織の側に残ります。決まりを消す手順は、この節の出典のページには記載がありません。

試した後は記録の設定を戻し、覚え書きを消し、必要なら制服も外します。

札を外し、覚え書きを消し、必要なら制服も脱ぎます。

つまり、戻すところまでが 1 往復です。

同じ手順でも、実際にやると数字と表示が出ます。残せば後で再現できます。

つまり、残すのは「作った決まり」「手元の返事」「記録の行」の 3 点です。

ここで紹介した手順が、いま読んでいる Cloudflare Lab でどう使われるかを見ます。

Cloudflare Lab の Phase 6 は、サイトの上では試せない領域です。この節の手順は手元のパソコンで実行し、結果だけを教材へ書き戻します。

  • 決まりは 1 本だけ作り、危ない種類をまとめて止める形から始めます。
  • 手元では digstatus:、記録では Action と Policy name で確かめます。
  • 戻す作業は、記録の設定・名前の覚え書き・制服の 3 つです。

この節で出てきた言葉を、つながりの順に並べると次のようになります。

図のラベル: 決まりを 1 本作る Add a policy / 条件と処置 Security Categories と Block / 手元で確かめる dig の status / 記録で確かめる Gateway activity logs / 当たった決まり Policy name / 元へ戻す 設定・覚え書き・制服

次の章では、ここまでに出てきた部品を 1 枚の地図に置き直し、全体像として語れるようにします。

この節のチェック

問 1公式の手順で、最初の DNS policy を作る場所はどこですか?

問 2公式が最初に薦めている決まりの組み合わせはどれですか?

問 3block page を切った決まりで止めた名前を `dig` で引いたとき、公式の例で見える status はどれですか?

問 4Gateway activity logs の DNS の記録で、当たった決まりの名前が入る欄はどれですか?

問 5決まりが効いていないように見えるとき、公式が挙げている原因はどれですか?

最終更新日: